【十弘法(とこうぼう)めぐり】
お遍路をしながら観光できる「十弘法」へGO!
気軽に参拝できる知多市内の十ヶ所の弘法大師霊場「十弘法」をご紹介します。各寺院にまつわる歴史や先人たちが辿った足跡から、霊場巡りの新たな魅力を体感できるルートです。観光スポットともリンクしていますので、ウォーキングを兼ねて1日で周るのもよし、観光しながら季節ごとに訪れるのもよし、ぜひ楽しみながら全寺院を制覇してみてください!
目次
「十弘法」って何?
いつから始まったかは定かではありませんが、知多市には「十弘法」と呼ばれる霊場巡りがあります。これは知多市の古見、岡田、佐布里、寺本の4つの里にある十ヶ所の知多四国霊場札所(72番~81番札所)を巡礼するもの。1日で周ることができるので、知多四国霊場よりも、さらに気軽に始められます。
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岡田の古い街並み -
佐布里池の梅林 -
佐布里パークロードのつつじ
楽しみ方
- ★ まずは「十弘法参拝マップ」を入手
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知多市観光協会では、「十弘法」の周り方を紹介したガイドマップを作成。参拝する寺の情報だけでなく、散策の途中に立ち寄りたい観光スポットやお食事処、おみやげ処の情報なども掲載されており、とても便利です。
こちらは十弘法10の寺院、知多市観光協会、朝倉駅、知多市役所、大府・阿久比パーキングエリアで配布中ですが、パンフレットのページからダウンロードできますので、ぜひゲットしてみてください。
- ★ 十弘法めぐり専用・集印帳を購入すべし
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いわゆる御朱印帳のようなものとして、十ヶ所の寺院の印を集めて参拝記念となる「集印帳」がありますので、参拝前にぜひお買い求めください。
(知多市観光協会、妙楽寺、慈雲寺、正法院、浄蓮寺にて1500円で販売中)
こちらの「集印帳」は、綿織物の名ブランド・知多木綿を使った特製の帳面。十弘法10の寺院の名前の書かれたページだけでなく、白紙のページもあるので、旅の思い出を記したり、十弘法以外の知多四国霊場(69番慈光寺、70番地蔵寺、71番大智院)の印をいただいたりと、自由に使っていただけるようになっています。
十弘法をすべて参拝すると、観光協会で特製クリアファイルと記念品をプレゼントしていますので、ぜひお立ち寄りくださいね!
集印はこんな感じ!
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密厳寺 -
慈雲寺 -
浄蓮寺
十ヶ所の寺院をめぐろう!
1. 妙楽寺(みょうらくじ)
番外札所である開山所の大師堂と79番札所の大師堂の2つがあり、札所本尊は、もちろん弘法大師です。ここに安置されている弘法大師像は、開運・厄除けに霊験あらたかで、「金弘法霊場」とも言われているとか。山門の柱に掲げられている金色の額にも「金弘法」という文字と弘法様の絵が描かれています。
2. 福生寺(ふくしょうじ)
3. 慈雲寺(じうんじ)
また、観音堂の前には「一願抱き地蔵」が祀られており、お地蔵さんを抱くと、願いをひとつだけ叶えてくださるとされています。
4. 正法院(しょうぼういん)
見どころは本堂の天井!天井や襖に、龍や花鳥風月、六地蔵などの天井画が描かれています。73番正法院の納経所では、76番如意寺と75番誕生堂の御朱印もいただくことができます。
5. 密厳寺(みつごんじ)
6. 誕生堂(たんじょうどう)
スゴイのは、なんといってもこの石段!40段あるのは、「男子は~四十歳にて血気満ちて、四十一歳より血気衰える」という厄除け大師の信仰より定められたそうです。
7. 如意寺(にょいじ)
8. 浄蓮寺(じょうれんじ)
また、納経所の前の五葉松には、何十年に一度白蛇が現れるという言い伝えがあります。
Spot Overview
- 浄蓮寺
- 佐布里五箇寺の1つです。裏山の竹やぶは、かつて弘法大師が立てた杖から芽が出たといういわれがあります。この竹を刈り、砂で磨いて御祈祷した「中風除箸」を授かる事ができます。
9. 栖光院(せいこういん)
本堂の脇にある石段をあがると、観音堂と弘法堂があり、観音堂には秘仏とされる観世音菩薩が祀られています。
Spot Overview
- 栖光院
- 小高い山に位置する栖光院。境内には仁王門の背に樹齢850年ともいわれる見事な楠木がそびえ、白壁築地塀の石段を上ると観音堂・大師堂が建ち並びます。
10. 龍蔵寺(りゅうぞうじ)
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